東京五輪に向けバリアフリー法改正へ 国交省 6月27日 18時16分
国土交通省は、3年後の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、公共交通機関や観光地を体が不自由な人などがより利用しやすくなるよう、バリアフリー法の改正を目指すことになりました。 国土交通省は、27日、学識経験者らによる検討会での議論を踏まえて、体が不自由な人やお年寄りが公共交通機関などを利用しやすくするための、バリアフリー法の見直しに向けた方向性をまとめました。
それによりますと、目の不自由な人が駅のホームから転落する事故が相次いだことを踏まえ、駅員が目の不自由な人に気づいたら声をかけるなどの対策を鉄道会社などに促すようにします。 また観光地での対策が遅れているとして、宿泊施設などでもバリアフリー化を進めるよう取り組むなどとしています。 国土交通省では、今回まとめた見直しの方向性を踏まえて、バリアフリー法の改正に向けた作業を加速させることにしていて、次の通常国会に改正案を提出することを目指したいとしています。 |
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