厚労省:介護施設で障害者サービス 18年度から - 毎日新聞 会員T.S. 2016年9月18日(日) 15:28
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■厚労省:介護施設で障害者サービス 18年度から - 毎日新聞 http://mainichi.jp/articles/20160914/k00/00m/040/057000c
厚生労働省は13日、高齢者、障害者が介護保険と障害福祉のどちらの事業所でも通所や訪問などのサービスを受けられるよう、2018年度に制度改正する方針を固めた。身近な事業所でサービスを受けられるようにして、施設や人材が限られる地域での利便性を向上させるのが狙い。 現行制度では、65歳以上の高齢者が障害福祉事業所から介護保険サービスを受けることはできない。65歳未満の障害者が介護保険の事業所を利用することは例外的に認められることもあるが、事業所に支払われる報酬が低く普及が進まないなど縦割り制度の弊害が指摘されている。 厚労省は介護保険と障害福祉の両制度に共通する通所、訪問、短期入所のサービスに「共生型」という区分を新設。どちらかの制度で職員数や面積などの基準を満たせば、両方の指定を受けられるようにする。具体的な要件は今後、審議会で議論する。 ただ、高齢者と障害者では必要な介助の技術が異なる場合もあり、対応できる人材や事業所がどこまで出てくるかが課題になる。 厚労省は高齢者や障害者、子どもといった対象者ごとに整備してきた福祉サービスを、地域事情に合わせて一体的に運用できるよう見直しを進めている。(共 同) |
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