<障害者支援法案>衆院委員会で可決 介護保険の利用料軽減 <毎日新聞5月11日(水)20時34分>
高齢の障害者に対する介護保険の利用料軽減などを盛り込んだ障害者総合支援法改正案が11日、衆院厚生労働委員会で可決された。今国会中に成立する見通しで、2018年4月から施行される。 法案審議を巡っては、10日の参考人質疑で民進党が推した難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の男性患者が出席できない騒動があった。民進党は与党側の対応を批判したが、厚労委の渡辺博道委員長(自民)は11日、記者団に「参考人質疑では限られた時間の中で(参考人を)公平に扱うのが原則。(男性について)事前に対応を考えており、与党が拒否したということではない」と説明した。 改正案には、障害者福祉サービスを利用していた低所得者が65歳で介護保険に切り替える際、新たに発生する自己負担を軽減する措置などが盛り込まれている。【阿部亮介】 |
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