車いすレンタルOK=障害福祉サービス対象に−厚労省(2015/12/26-14:48)
厚生労働省は、車いすなど障害者が使う「補装具」のレンタル費について、障害福祉サービス給付の対象とする方針を決めた。現在は購入にだけ支援しているが、レンタルも対象に加え、障害者の自己負担を軽減する。2016年の通常国会に提出する障害者総合支援法改正案に盛り込み、18年度から適用する。 サービスの利用では、一定の所得がある障害者は1割の負担が生じる。現在93%の人が無料だが、障害児は親に所得があることから負担を求められるケースが多い。しかし、成長に合わせて車いすや義足などのサイズを変えなければならず、全て購入すると負担が重いため、レンタルへの給付を望む声が出ていた。 |
|