被災地でバリアフリータクシー実証運行へ 国交省 <レスポンス 8月4日(木)15時45分配信>
国土交通省は今年度、東日本大震災の被災地で、新たなバリアフリー車両の活用・実証事業を実施する。 トヨタ自動車と日産自動車がバリアフリー対応のタクシー車両を無償提供し、被災地の2市町村で10事業者が参画して行う。 車両は、トヨタが車いす乗降リフトなどを装備するバリアフリー対応の乗合タクシー2台を2市町村に提供し、日産が車いす乗降口とスロープが付いたユニバーサルデザイン(UD)タクシー10台をタクシー会社10事業者に提供する。 車両提供先は、公募手続きを行った後、国交相が主催する検討会で選定し、決める。新しいバリアフリー車両を運行し、その意義や効果を確認する。とくに、被災地での移動手段の確保に貢献しつつ、新車両の今後の普及に活かす。《レスポンス 編集部》 |
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