介護能力評価の実証事業、「障害者施設も」- 介護人材WGで提案<2011年07月07日 CBニュース>
介護人材の能力を7段階で評価する仕組みを検討している政府の「実践キャリア・アップ戦略 専門タスク・フォース 介護人材ワーキング・グループ(WG)」は7月7日の会合で、介護現場で今年10月以降に行う実証事業の進め方について、下部組織の小委員会から報告を受け、意見交換した。委員からは、実証事業の対象に障害者施設を加える提案などが上がった。 現在検討されている実証事業の進め方の案では、特別養護老人ホームや訪問介護事業所、認知症高齢者グループホームといった介護サービスの事業所を対象としているが、障害福祉サービスの事業所は対象になっていない。 事務局では、7月末から8月初旬にも実証事業の進め方を固め、委託事業者の公募を始める方針。 同WGは今年4月に、介護人材の能力を7段階で評価する際の基本的な考え方などを盛り込んだ論点整理案を大筋で了承。これを受けてWGの下に小委員会を設置し、▽具体的な能力評価基準の原案▽能力評価基準の原案が妥当な内容か判断するための実証事業の進め方―について議論している。 |
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