重い障害者支援に報酬重点配分 厚労省、15年度から改定 <更新日時:2015年2月12日(木) PM 05:09>
厚生労働省は12日、障害福祉サービスを提供する事業所に支払う報酬について、2015年度から3年間の改定内容を決めた。重度障害者が地域で生活するための支援に重点的に配分し、福祉職員確保に向けた処遇改善加算を拡充する。就労支援など一部のサービスは減額し、全体の改定率は据え置く。 共同生活援助(グループホーム)では、利用者の障害が重いケースを中心に基本報酬を4%程度引き上げるほか、重度障害者が1人でもサービスを利用した場合には一定の要件を設けて大幅に加算する。夜間の支援も充実させる。 |
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