脊髄損傷患者と家族にガイド NPOが作成、関係者に配布 <2010年5月7日 提供:毎日新聞社>
交通事故や転落などで起きる脊髄(せきずい)損傷の慢性期の患者がよりよい生活を送るためのガイドブック「脊損慢性期マネジメントガイド」を、NPO法人「日本せきずい基金」が刊行、希望する患者や家族、医療福祉関係者に無償配布している。 全10章のうち、患者・家族の関心の高い排尿法や排便法の選択に二つの章を割き、最新の情報を網羅した。また、患者の3-4割がうつ病を発症したり、うつ傾向になるなどして、社会復帰を遅らせる原因にもなっている現状を踏まえ、メンタルヘルスの自己管理のためのガイドラインも盛り込んだ。 独立行政法人福祉医療機構の助成金で製作した。A4判152ページ。5月末までに同基金事務局へ(1)住所・名前(2)障害名または職種を明記してファクス(042・314・2753)またはEメール(jscf@jscf.org)で申し込む。 【須田桃子】 |
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