障害児福祉サービス無償化 養父市、兵庫県内初<2018/2/3 07:15神戸新聞NEXT>
兵庫県養父市は2018年度から、18歳未満の障害児を対象とした福祉サービスを実質無償化する方針を固めた。障害の有無にかかわらず、安心して子育てできる環境を整えるのが狙い。同市によると兵庫県内初の試みで、全国的にも珍しいという。(那谷享平)無償化の対象となるのは、放課後デイサービスや未就学児への療育支援、居宅介護など、児童福祉法と障害者総合支援法で定めるサービス。現行制度では、所得などに応じて3万7200円を上限に、サービス料の原則1割を利用者が負担している。 養父市によると、市内で障害児の保護者が自己負担を気にしてサービスの利用をためらう事例があったといい、同市が無償化を検討してきた。利用者が負担額を支払った後、申請を受けた市が利用者の口座に振り込む形となる見込み。18年度は45人程度の利用者を想定。市議会3月定例会に提出する予定の18年度一般会計当初予算案に、関連費用約200万円を計上する。 |
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